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飯田人形劇場、4カ月ぶりに定期公演再開 子どもたちに笑顔

上演を終えた「ふたご座」の3人

上演を終えた「ふたご座」の3人

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 飯田人形劇場(飯田市高羽町5)で4月17日、4カ月ぶりに定期公演が行われ、親子連れを中心に58人が足を運んだ。主催はNPO法人「いいだ人形劇センター」。

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 定期公演は、主に地元の人形劇団が出演し、10月から4月まで年7回行っている。今年は感染症拡大防止の観点から、1月~3月の開催を見送った。同NPOの坂本美帆さんは「公演ができて良かった。多くの方に足を運んでいただいてうれしい」と話す。

 今年最初の公演となった今回は、「田辺」「ふたご座」の2つの劇団が上演した。2019年の「いいだ人形劇フェスタ」以来の上演となった「田辺」は、5本の短編作品集「普通の生活」を披露。メンバーの田中真美さんは「大人向けの作風だが、子どもたちの反応もあって安心した」と話す。

 「ふたご座」は、地元の民話を題材にした「お日様、お月様、夕立様」を、飯田弁を交え上演。主宰の森山幹夫さんは「子どもたちが喜んでくれて、こちらも楽しく演じられた。関心を持ってもらい『飯田の人形劇』という文化を発展させてくれたらうれしい」と笑顔を見せる。

 今年は3カ月の休演があったため、特別に5月21日にも同所で公演を予定している。

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