飯田下伊那地域のブランド和牛を地元で味わえる「南信州牛フェア2023」が2月4日、始まった。
南信州牛は、南信州の豊かな水と日差し、肥えた土、澄んだ空気をふんだんに浴びながら、畜産農家のきめ細かな愛情を受け「丹精込めて」育成された。同地域での飼育期間が最長で、最終飼養地の和牛のこと。目利きぞろいの京都の市場で、最上級の霜降り肉「特選牛」に認定されるなど、高い評価を受けている。
南信州牛は約8割がブランド和牛として関西方面に出荷されているため、地元で消費されることがほとんどない。期間中、特別に飯田市認定の域産域消の食育店9店舗で提供するほか、精肉店や直売所など25店舗で販売する。参加店は、南信州畜産物ブランド推進協議会のホームページで確認できる。
市内で飲食店4店舗を経営するサン・コーポレーションでは、食品ロス削減を目指し、コロナ禍で過剰在庫となった信州伝統野菜認定の唐辛子「鈴ケ沢南蛮」と南信州産のユズを使った薬味を開発。同フェアの期間中、「3びきのこぶた座光寺店」で「南信州牛の焼きしゃぶ定食」(1,980円)と一緒に提供する。
古田嘉仁社長は「南信州牛の味を損なわず、かつユズや青南蛮の素材の味を生かした料理となっている。多くの皆さんに楽しんでほしい」と話す。飯田市農業課の平沢真一さんは「多くの店に協力いただき感謝。なかなか地元で食べられる機会もないので味わってほしい」と呼びかける。
今月19日まで。