天竜川総合学習館「かわらんべ」(飯田市川路)で12月10日、毎年恒例の講座「クリスマスリース作り」が開催された。
同館主催の講座の中で一番人気があり、当日は午前・午後の部合わせて53家族160人が参加。親子で協力し合いながら、土台となるヒノキやスギで作った輪に、松ぼっくりやクルミ、クリスマスホーリー、乾燥させたアジサイ、タカサゴユリ、ホオズキなどを飾り付けていった。
材料は、同館の協力員や飯伊森林組合、市の林務課などから提供されたもので、1年かけて同講座で使う植物を準備しているという。同館の教育担当、中村貴俊さんは「材料は全て身近にある自然のものを使っている。講座を通じて天竜川周辺にある植物のことを知ってもらえれば」と振話す。
市内から母親と参加した木下颯真君(小4)は1年生の頃から参加していると言い、「飾り付けが難しかったけど、いろいろな材料をくっつけていくのが楽しかった」、妹の絢音ちゃん(小1)は「秋の植物がたくさんあってうれしかった。うまくできた」と、それぞれ笑顔を見せていた。