ハロウィーン前日の10月30日、複合商業施設「丘の上結スクエア」(飯田市東和町)で市内の親子ら11人がお菓子作りに挑戦した。
5月にオープンした同施設の活用について探求学習をしている飯田風越高校(飯田市上郷黒田)の「結いプロジェクト」が主催。同校2年生の有志20人が5つの班に分かれ、さまざまなイベントを企画。今回は1班が担当し、同プロジェクトの第1弾イベント「みんなでたのしクッキング」を開i
た。
当日は、市内の洋菓子店「patisserie POLKA」(鼎切石)の福澤正晴さんが講師となり、参加者らはシフォンケーキ作りや、お化けの形をしたメレンゲやジャック・オ・ランタンの形のクッキーにチョコペンで顔を描くなどのデコレーションを楽しんだ。
イベントに参加した丸山小学校3年の池上慶悟くんは「デコレーションがうまくできて楽しかった」、追手町小学校2年の早川陸生(りくむ)くんは「お菓子の作り方をいろいろ知ることができて良かった。クッキーに顔を描くのが楽しかった」と、共に笑顔を見せた。
同校2年でプロジェクトメンバーの筒井真季さんは「普段、関わらない年代の皆さんと交流できて楽しかった」と振り返り、「次回、12月にクリスマスイベントがあるので、来てくれた皆さんにもっと楽しんでもらえるように今回の経験をしっかり生かしたい」と意気込む。
今後は、11月~12月の土曜・日曜・祝日に2班~5班の生徒らが企画した理科実験やヨガ、ハーバリウム作り、音楽祭を開く予定。