信美豚を使ったうどんを提供する「肉まみれうどん つるとん」(豊丘村神稲)がオープンして、9月31日で2カ月がたった。今月18日には、開店時に間に合わなかったソファが届き、店内の設備が整った。
自家製ローストポーク、温泉卵、ミョウガ、ネギ、大葉、特製薬味などを盛り付け、混ぜて食べる
元米蔵をリノベーションした建物に開業。店を経営するのは、豊丘村出身の原康博さんで、これまで直売所「麻績の里(おみのさと)」(飯田市座光寺)で精肉店「お肉のとんちゃん」を営業してきた。今回、同店を豊丘村へ移転し、うどん店を併設する形でオープンした。
原さんは約10年前から、村内の養豚場「クリーンポーク豊丘」の協力を得て、ブランド豚「信美豚」を一頭丸ごと仕入れ、自社で解体、加工し、飯田下伊那地域の直売所や飲食店などへ卸してきた。卸売りの際に出る余剰分を生かそうと、自身が好きなうどんとの組み合わせを考案した。
昼のメインは「豊丘うどん」(1,200円)。自家製ローストポーク、温泉卵、ミョウガ、ネギ、大葉、特製薬味などを盛り付け、混ぜて食べる。麺は「あずま製麺」(飯田市吾妻町)に特注し、喉越しとたれの絡みを意識した。しょうゆは「松岡屋醸造場」(飯田市今宮町)の商品を使い、特製ダレを仕上げる。このほか、素うどん(500円)、肉皿(600円)なども用意する。
店名について原さんは「『つる』には、つるつるとしたうどんと、つるが伸びるように店も成長してほしいという思いを込めた。『とん』は豚から取った」と話す。
夜は豚肉を中心としたメニューを提供。角切り肉やローストポーク、きんぴらなど日替わりで2、3品をそろえるほか、サワー、ハイボール、焼酎、梅酒、ノンアルコールカクテルなどの飲み放題(1時間2,000円)も用意する。
中東情勢の影響で輸送が遅れていたソファが届き、客席は約20席から30席に増えた。店内にはモニターも設置。開店後には子どものバスケットボールチームが同チームの試合を振り返りながら、選手や保護者の懇親会に利用するなど、スポーツチームやサークルの集まりにも使われている。
原さんは「ソファが届いてホッとした。この場所を通じて地域の人が交流し、楽しんでもらえる店になれば」と話す。
営業時間は、昼=11時30分〜13時30分(日曜・祝日は14時30分まで)、夜=20時〜23時30分。水曜、第1・第3木曜定休。