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喬木に江戸時代から伝わる茶室「曙月庵」で彩り豊かな阿島傘を公開

和装の宮原恵利さん

和装の宮原恵利さん

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 茶室「曙月庵(しょげつあん)」(喬木村阿島、TEL 0265-33-2002)で、伝統工芸品の阿島傘が展示される。

茶室ので阿島傘

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 今回で4回目となる同展示では、地域おこし協力隊の水谷槙さんと阿島傘伝承会で制作した新作の阿島傘30本ほどが、曙月庵建物内と庭に並ぶ。傘を開いた状態で柄の部分から明かりをともし、夜も傘の形や色を映し出す。同村の竹宵の会で制作した竹燈籠が、駐車場から会場までの道を明るく照らす。

 江戸時代に同村へ陣屋を築いた知久氏にまつわる建物と工芸品を同時に公開することを目的とする同展示。今回は、阿島傘の歴史、制作過程などを紹介するパネルなども展示する。伝統工芸に関わりたいと阿島傘の制作を続ける水谷さんは「阿島傘は昼間もきれい。茶室に差し込む光を受けて、傘の骨が透けて見えるのが美しい。夜は竹灯籠と並び幻想的な世界が広がる」と来場を呼び掛かる。

 今後の公開日は10月22日・23日。13時~20時。ライトアップは日没から。入場無料。

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