飯田下伊那地域伝統の屋台獅子などが集まる「第15回南信州獅子舞フェスティバル」が10月16日、10時～15時に飯田市の中心市街地で行われる。2年ぶりの開催となった昨年よりも6団体多い20団体が参加を予定している。

髪を逆立てて宇天王と対峙する獅子

　獅子の胴体におはやし隊が入り大きな幌をかける「屋台獅子」は、大型バスほどの大きさがある飯田下伊那地域独特の獅子舞。各地区がそれぞれに獅子舞保存会を結成して地元神社の祭典などで奉納舞を行うなど地域に親しまれている。そうした各地の獅子舞を一堂に会する機会をつくろうと企画されたのが同フェスで、今回で15回目となる。

　当日は飯田市中央通りや中央公園多目的広場など5カ所に演舞ポイントを設け、各地区の獅子舞の演舞を楽しむことができるようにする。9時～16時は車の通行を規制する交通規制区間を設け、長野県飯田合同庁舎と飯田市立追手町小学校（飯田市追手町）の校庭が臨時駐車場となる。

　雨天の場合と長野県独自の感染警戒レベルが「5」以上の場合は中止となる。