高森町歴史民俗資料館(高森町下市田)の展示施設「時の駅」で1月12日、つくもがみのカプセルトイ」が始まった。
キャラクターは同館学芸員がデザインし、裏面にはモデルとなった道具や遺物の特徴や時代背景を記載
同館には縄文時代から現代までに町内で出土した遺物や、全国的に使われてきた道具など、100年以上前のものを含む民具が多数収蔵されている。日本では古来、長く使われた道具は「付喪神(つくもがみ)」になるといわれてきたことから、こうした文化を身近に感じてもらおうと、2022年から展示物を元にしたキャラクター「つくもがみ」を制作。館内でカードを配布してきた。
今回の企画では、つくもがみカードを9枚集めると3回挑戦でき、オリジナル缶バッジがもらえる仕組み。カードは展示解説を同館職員から聞いた来館者に1枚ずつ配布している。キャラクターは同館学芸員がデザインし、裏面にはモデルとなった道具や遺物の特徴や時代背景を記載する。
今年は干支(えと)の午年にちなんだ企画として、同町で出土した富本銭からイメージし馬をかたどったキャラクター「富本の芦毛」(通称「富銭号」)を歳神様とし、来館者へカードを配布している。主事の竹内稔さんは「物は百年たつと神になるという考え方に触れ、道具や遺物に込められた価値を再認識してもらえたら」と話す。
カプセルトイは「時の駅」内に設置。館内にはつくもがみキャラクターの図鑑も用意しており、来館者がキャラクターを探しながら見学を楽しめるよう工夫している。
開館時間は9時~16時30分。月曜・祝日の翌日定休。入館料は、大人=200円、小中高校生=100円。