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飯田で「寄席文字体験教室」 おいでなんしょ寄席実行委員が初企画

寄席文字に挑戦する参加者

寄席文字に挑戦する参加者

 「寄席文字体験教室」が1月17日、丘の上結いスクエア(飯田市東和町)で開かれた。

寄席文字に挑戦中

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 飯田市では毎年、寄席文字の第一人者で同市出身の橘左近(さこん)さんがプロデュースしてきた地域寄席「おいでなんしょ寄席」を開催。左近さん逝去後も橘流寄席文字一門との縁を大切にしており、今回、多くの市民に「寄席文字」の魅力に触れてもらおうと、同寄席実行委員会が初めて企画した。

 講師は、左近さんの弟弟子で芸能会社社長の橘右橘(うきつ)さんが務めた。右橘さんは、2025年から日本テレビの「笑点暦カレンダー」の寄席文字を手がけたほか、同年1月、勘亭流一派の「三禮(さんれい)勘亭流」三代目家元・荒井三禮の名跡を継承。歌舞伎の外題や看板などの文字も担当。東京都内に教室を設け寄席文字の指導を行っている。

 当日は市内外から小学生から大人まで21人が参加。橘流寄席文字教室の細筆と練習用紙、墨入れを使用。参加者は事前に右橘さんに見本を書いてもらい、それを手本に寄席文字書きに挑戦した。

 右橘さんは「練習用紙の升目、空間を均等に埋めるように心がけて」「たくさん客が入るように願いを込め、大きく書いて」「書き順に捉われず、筆を立てず鉛筆をもつイメージで」などとアドバイスした。

 市内から友人と参加した女性は「寄席文字には飾りがある。そこを書くのが難しかったが楽しかった」、父親と参加した小学5年の男子児童は「書道と同じかなと思っていたが全然違った。線も太いし、驚きがたくさんあった」と、それぞれ振り返った。

 同寄席に第2回から関わっている右橘さんは「40年近く関わり、飯田市には思い入れがある。師匠が亡くなった後も落語も客も成長している。この先も『おいでなんしょ寄席』が続いていくように、できる限り協力したい」と話す。

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