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飯田で「勤労者まつり」 そば打ち・ミニSL乗車体験など、親子連れでにぎわう

そば打ち体験する来場者

そば打ち体験する来場者

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 飯田市勤労者福祉センターと「さんとぴあ飯田」(飯田市東栄町)で11月22日、「勤労者まつり」が開かれた。今年で28回目。

そばの生地を伸ばす

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 同まつりは、飯田市勤労者福利厚生事業の一環で、毎年、「勤労感謝の日」の前後に行われ、同まつり実行委員会の各種構成団体が体験や飲食ブースを出店。恒例の「そば打ち体験」は開始前から列ができるなど盛況で、地元のそば職人から手ほどきを受けながら、生地をこね、均等に生地を切っていった。

 同センター体育館では、給食や介護に関する展示や体験を実施。地元の小中学校へ給食を届ける調理場の紹介や廃油で作ったせっけんの無料配布のほか、各保育園から「お代わりしたい」「また食べたい」などの声を集めた人気献立をレシピ紹介と共に紹介。介護用品展示ブースでは、介護相談、車いす体験を行ったほか、展示物を見て答えを探すクイズラリーも行われた。

 屋外エリアでは、豚汁の無料配布や綿菓子、五平餅などの飲食ブースが並び、阪神淡路大震災を機に交流が始まった神戸市長田区から真陽地区まちづくり委員会も出店。「関西風たこ焼き」「そばめし」を販売し、昼前には長蛇の列ができた。同センター向かいの公演ではミニSLの乗車体験も行われた。

 天龍村から母親と来場した年長の関浦陸透(りくと)君は「水消火器体験やものづくり体験が楽しかった」と振り返る。

 飯田市勤労者協議会の下平勝熈(かつひろ)会長は「年1回の開催だが、今年も多くの来場者でにぎわった。労働に関する各種団体の協力があり、祭りも盛り上がっている。互いが幸せでい続ける形を今後も目指していきたい」と話す。

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