3月26日から行われる小学生ラグビーの全国大会「第14回ヒーローズカップ」に出場する伊賀良ラグビースクールのメンバーが23日、佐藤健市長を表敬訪問し意気込みを見せた。
同スクールは昨年11月~12月に開催された28チームによる「第14回ヒーローズカップ地区予選大会」に出場し、各地の強豪と対戦。名古屋ラグビースクールとの決勝戦は20対20の同点で両チーム優勝となった。しかし全国大会への出場は1チームであるため、抽選の結果、同スクールが東海北陸地区代表として5年ぶり2度目となる全国大会への出場を決めた。
当初は1月29日・30日に日産スタジアム(神奈川県横浜市)での大会開催が予定されていたが、全国的な新型コロナウイルス感染拡大のため延期となり、開催中止も危ぶまれたが3月26日・27日の開催が決まった。会場は同じく日産スタジアムで地区予選を勝ち抜いた16チームによる全国大会となる。
小学生ラグビーはフォワード3人、バックス6人の1チーム9人で行われ、同スクールでは女子選手3人も在籍する。
この日の表敬訪問では、川上大駕キャプテンをはじめ5、6年生の選手全員が「まず守りを頑張りたい」「タックルで相手を止めたい」など意気込みを見せた。
佐藤市長は「新型コロナの感染拡大で思うような練習もできなったと思うが、それは対戦相手も同じはず。弱気になることなく、積み重ねてきた練習の成果を発揮して、全国に伊賀良ラグビースクールと飯田市の名前をとどろかせてほしい」と激励した。