
防衛省自衛隊長野地方協力本部「飯田出張所」(飯田市大久保町)が6月23日~27日の5日間、「丘の上 結いスクエア」(飯田市東和町)エントランスにサテライトブースを開設する。
期間中、自衛官3人が交代で中高生の進路相談を受け付けるほか、一般来場者に向けた制度の説明や制服・装備品の展示も行う。同出張所長で3等空佐の黒石直樹さんは「例えば消防士や警察官、防衛大学校への進学などを考えている生徒に、選択肢の一つとして知ってもらいたい」と話す。
同出張所では4月29日にも進路説明会を開催。訪れた学生や生徒から「どんな制度や分野があるのか」「防衛大学校の模擬試験問題を見たい」などの質問が挙がり、職種の説明なども併せて行ったという。
副所長で空曹長の池上武志さんは自身の経験から、「自衛官のパンフレットを見て就職を決めた。仲間と共に多くの経験をし、地元だけではできないような体験もあった」と振り返る。
黒石さんは「飛行機に乗りたいという夢をかなえた」と自身の進路を振り返り、「政府専用機のコックピットクルーとして世界中を訪れ、得難い経験を積んだ」と話す。
開催時間は13時~17時。期間中は1~2人の自衛官が常駐する。