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飯田の「赤門」が開門 満開の桜の下、追手町小新1年生元気に通り抜け

赤門の下で獅子舞を見る新入生ら

赤門の下で獅子舞を見る新入生ら

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 江戸時代の飯田城の唯一の遺構、飯田城桜丸御門、通称「赤門」で4月4日、恒例となった追手町小学校の新一年生の通り抜けが行われた。

赤門を通り抜けた新入生と桜

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 当日は追手町小学校の入学式を終えたばかりの新入生20人の新たな門出を祝い、開門の合図で保護者らとともに赤門を元気よく通り抜けた。その後、「松一子供獅子舞教室」による獅子舞の奉納演舞を観覧し、校長が児童一人一人に花の苗を手渡した。

 新入生の井伊心春(こはる)さんは「漢字の勉強を頑張りたい」と話し、「獅子舞が好きなので松一獅子も面白かった」と感想を話していた。

 毎年、飯田合同庁舎敷地内の「桜丸御殿のヒガンザクラ」、通称「夫婦桜」の開花時期に合わせて赤門を開門し、長年花見客も親しんでいる。ヒガンザクラは2本の桜が合体したもので、樹高20メートル、根回り10メートル、樹齢400年の古木。赤門のある飯田合同庁舎の近くには飯田市美術博物館の「長姫のエドヒガン」もあり、花見のシーズンには多くの人でにぎわう場所。

 今年は今月28日まで開門。

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