
阿智村の温泉宿「昼神温泉 ホテルはなや」(阿智村智里)が「昼神温泉 四季の織(おり) はなや」として4月1日にリニューアルオープンした。
4月3日に行われた記者発表では、運営会社や関係者がリブランドへの思いを語った。新たな宿名の発表に合わせてロゴや公式ホームページも刷新し、「感動と癒やし」を提供する宿として地域とともに歩むことを目指すという。
経営は東京に本社を置く「Mirai Resort(ミライリゾート)」。同社は2023年8月から「本質的な地方創生」を掲げ、同館の経営を引き継いだ。事業開始に当たり、鈴木文也社長は関東や九州など17の施設を視察。「この旅館では家族のように接してくれ、料理や温泉にも潜在的な可能性を感じたことが決め手になった」と振り返る。
旧「ホテルはなや」は1989(平成元)年に創業し、昼神温泉で営業を続けてきた。創業者の滝澤志津子さんは「全国的にも後継者不足が課題となる中、いずれ誰かに託さなければと考えていたところ、出会ったの鈴木社長だった。宿の歴史や、地域とのつながりも大切に考えてくれていたので譲渡を決意した。新しい歴史を歩み出す宿を見守りたい」とコメントを寄せる。
新しいロゴの文字は、イラスト書道家の和全さんが手書きでデザイン。制作に当たって同館に宿泊。「従業員の細かな気遣いに温かみを感じた。旅館ならではの落ち着きや四季が織りなす自然の力強さや繊細さを盛り込んだ。いくつかのデザイン案を出したが、宿泊したときに書いたものが採用されてうれしい」と話す。
鈴木社長は「湯上がり後にロビーでくつろげるようラウンジを併設し、ドリンクやアイスの提供も予定している。これまで『はなや』に親しんでくれた人にも、新しい楽しみ方を見つけてほしい」と呼びかける。
部屋数は17室。宿泊料金は、1人1泊万20,000円~。