
輸入アパレルとミリタリー古着を扱う「第三商店」(飯田市中央通り4)が3月23日、移転リニューアルオープンした。
店主の大島康博さんが2019年に本町で開業した同店。商品拡充に伴い、旧店舗の約4倍に当たる約80平方メートルの現店舗に移転した。
移転に合わせ、大島さんは2月中旬から3月上旬にかけて渡米。東河岸のノースカロライナ州を中心に、米軍基地などの商品を扱うショップなどを巡り、日本国内では流通が少ないミリタリー古着を買い付けた。同行したのは、学生時代からの友人である鈴木駿一さんら2人。鈴木さんは「大島さんのミリタリーやキャンプへの情熱を支えたいと思い同行した。リニューアルに向けて良い品が集まった」と話す。
22日夜には、ミリタリーやアウトドアを趣味とする約20人が参加する立食パーティーを開いた。会場では、大島さんの友人で名古屋を拠点に活動する「BLUES CAM.P.」のモジョさんとペコさんがブルースの生演奏を披露した。
松本市から訪れた常連客は「洋服店のような見やすい店内になった。アウトドア系古着など、他店では見かけない品が魅力」と話し、塩尻市の常連客も「キャンプをきっかけに通い始め、ミリタリーにも興味が広がった。全国でもここにしかない商品があり、所有欲を満たしてくれる。今日ここで初めて会った人と趣味の話で盛り上がっている」と話す。
大島さんは「売り場面積を広げ、今まで以上にアパレルを強化した。普段使いもでき、他の人とかぶらない楽しいアイテムをそろえた」と来店を呼びかけている。
営業時間は13時~18時。水曜・木曜定休。