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飯田のロボット教室、生徒11人が全国大会へ挑戦 5歳児が初出場

全国大会へ挑む生徒11人と立花講師(取材のためマスクを外して撮影)

全国大会へ挑む生徒11人と立花講師(取材のためマスクを外して撮影)

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 ヒューマンアカデミーロボットプログラミング教室の飯田宮の上教室(飯田市宮ノ上)の生徒11人が、8月の全国大会に挑戦する。

全国大会出場のカブトムシロボット

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 ロボット作りを通して「やり遂げる力や集中力を養うことを目指す」ヒューマンアカデミーの教室は全国に1600校あり、今年は8月に「ロボット製作」の全国大会を開く。オリジナルロボットを製作する「アイデアコンテスト」と、ロボットの正確性や技術力を競う「テクニカルコンテスト」の2部門に分かれ、全国大会出場を目指して各教室から生徒がエントリーする。

 宮ノ上教室では生徒11人がアイデア部門へ挑戦し、自作のロボットをアピールするプレゼン動画を制作し、全国大会へ向けてエントリーした。同教室の講師、立花輝彦さんは「エントリー用のプレゼン動画を1人2分以内で撮影する。緊張した様子もあったが、保護者の方の協力で『ロボット製作で工夫した点』などを上手にまとめてアピールできた」と話す。

 5歳の大野陽嵩さんは1次審査を通過し、8月21日に東京大学安田講堂で開催される全国大会の本選出場を決めた。約2万6000人の中から30人と狭き門で、同教室から初の全国大会出場を果たした。立花さんは「幼稚園年中から教室に通う大野さんは、みんなと楽しく競争し合う。プレゼンも物おじせずできた。製作したのはカブトムシのロボットで、角・羽・足が左右上下へと別々に動いた点が面白かった」と振り返る。

 全国大会へ向けて、「生徒に昨年の様子を画像で見てもらい、それぞれが工夫しゼロから考えてロボットを製作した。何もないところから作るのは難しいことだが、誰一人困ることなく、『好きなものを作る』と楽しく集中できたようだ」とも。
(取材のためマスクを外して撮影)

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