
信州道の駅交流会南信ブロック協議会が3月22日・23日、能登復興支援の一環で「能登復興応援 水産加工品フェア」を南信10カ所の「道の駅」で開催する。
これまで南信の各道の駅では義援金の募金活動などを行ってきたが、同ブロック長で道の駅南信州とよおかマルシェの片桐明駅長が、能登の現状を報道や石川県のホームページで見る中、今後は能登の商品消費が復興に有効だと考え、南信ブロック会員に声をかけ、復興イベントを計画したという。
片桐さんは石川県庁関係部所に協力を依頼する中、水産加工品の取扱市場などを紹介してもらい、七尾市「道の駅能登食祭市場」、輪島市「新甫実商店」から水産加工品を直接仕入れることになった。商品は 丸干しイカ、サバ、アジ、フグのしょうゆ干し、能登特産いしる干し、ホタルイカ沖漬け、焼きエイヒレ、アオサ、干し岩ノリ、干し甘エビ、イカとんび、青なまこ酢、カワハギ、磯のはなほか。海なし県の長野県・南信州の住民に海産物を食べてもらい、復興を支援するため、片桐さん自ら直接、能登へ仕入れに行くという。
フェアを行う道の駅は、道の駅大芝高原(南箕輪村)、歌舞伎の里大鹿(大鹿村)、信濃路下條(下條村)、信州蔦木塾(富士見町)、信州新野千石平(阿南町)、信州平谷(平谷村)、田切の里(飯島町)、南アルプス長谷(伊那市長谷)、南信州うるぎ(売木村)、南信州とよおかマルシェ(豊丘村神稲)の10カ所。
片桐明さんは「海産物を食べて能登の復興へ少しでも貢献できるように地域の皆さん協力をお願いしたい」と各道の駅への来店を呼びかける。