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飯田・三連蔵で「南信州みんなの工房」 作家4人がワークショップ

ヌメ革を材料に制作するストラップ、千代紙を使ってオリジナルの小型傘を制作する(写真提供=南信州みんなの工房)

ヌメ革を材料に制作するストラップ、千代紙を使ってオリジナルの小型傘を制作する(写真提供=南信州みんなの工房)

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 冬のものづくり体験イベント「南信州みんなの工房」が2月11日、「三連蔵(さんれんぐら)」(飯田市通り町2)で開催される。

2月11日に「南信州みんなの工房」を開催

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 飯田下伊那で活動するクリエーター4人がワークショップを行う同イベント。当日は、ハンドメード作品の制作やポートレート撮影の体験ができる。三連蔵は「りんご並木」沿いに位置し、1947(昭和22)年の「飯田大火」を免れた海鼠壁(なまこかべ)の三連の土蔵。観光客や住民向けの交流施設として同市が修復し、レストランなどが入る。

 体験プログラムは、立体的なリンゴを水引で作る「りんご並木コンシェルジュ みずひき部」(500円、制作時間30~60分)、好きな千代紙を使ってオリジナルの小型傘を仕上げる「阿島傘 一凛」(4,000円、同50分~)、ヌメ革を材料にストラップや小物作りなどを制作する「クラフト工房River Clear」(3,000~4,000円、同1時間~1時間30分)など。写真スタジオ「ND-Photo Studio」によるポートレート撮影(3,000円~)や、ワークショップで制作した作品を撮影(500円、同15~30分)するコーナーも用意する。事前予約も受け付ける。

 同イベントを主催する「クラフト工房River Clear」代表の川澄直之さんは栃木出身で、2020年、地域おこし協力隊として平谷村へ移住した。地域おこし協力隊のつながりで、「阿島傘 一凛」の水谷さんと昨年11月にワークショップを開いたところ、「手応えを感じた」と話す。「ものづくりの魅力は、時間を忘れてしまうほど夢中になれること。参加クリエーターは、『地域を盛り上げたい』という思いで集まった。三連蔵の雰囲気の中でものづくりを楽しんでほしい」と来場を呼びかける。

 開催時間は10時~16時。入場無料(体験コースは有料)。

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