飯田のシルクホテル(飯田市錦町)が長野県産SPF豚を使い、シェフ監修による甘口のホテルカレーをレトルトパックで商品化し、7月14日、試食発表会を開いた。
ホテルで提供しているカレーが利用客から好評だったため、家庭でも味わえるようにレトルトパックにしたという。昨年7月には長野県産黒毛和牛使用のビーフカレー(辛口)を発売し好評だったが、辛口のため「子どもが食べられない」という要望があり、今回、甘口を作ることになった。
ビーフカレー(辛口)もポークカレー(甘口)もベースはほぼ同じだが、ポークカレーはソテーオニオンとフルーツのチャツネの量を増して「しっかりと甘みを引き出した」という。SPF豚も柔らかく煮込んでいるため、子どもでも食べやすくマイルドなカレーに仕上げた。ビーフカレーはスパイスを利かせて黒毛和牛のすじ肉を煮込んで仕上げた。
長野県産大豆と地元のみそを使ったみぞドレッシングをセットにしたギフトセット(3,000円)も発売した。料理長の秦峰男さんは「ギフトセットはご飯とキャベツの千切りなどを用意いただくだけで、自宅で家族一緒に楽しめる食事ができる。多くのお客さまに食べていただければ」と利用を呼びかけた。
価格は450グラム(2人前程度)1,200円。シルクホテルの他、スーパー「キラヤ」、りんごの里、およりてファーム、もなりんなどで扱う。