喜久水酒造と市内の酒蔵をリノベーションした飲食店「KURANO」(飯田市仲ノ町)が、10月1日「日本酒の日」に、飯田の地酒「喜久水」を学び愉しむ日本酒の会「SusTaiN35(サステインサーティーファイブ) Season2.1~日本酒の日に”学び愉(たの)しむ”Keg Drafy SAKE~」を丘の上結いスクエア(飯田市東和町)で2年ぶりに開催する。
持続可能な社会を目指すイベントとして飯田の日本酒文化を盛り上げようと、飯田エフエム放送が企画し、2019年4月に初めて開催。2020年に2度目を計画したが、新型コロナ禍の影響で中止に。今年再び企画し、復活の運びとなった。イベント名の「SusTaiN35」はサステナブル(持続可能)な社会を目指すイベントにしたいという思いと、喜久水酒造の地産地消商品「純米吟醸生原酒N35(北緯35度のテロワール)」をかけた。
今年は「お酒の流通革命Keg Draft Sakeとは?」をテーマに、喜久水の歴史とともに清酒容器の変遷についての講義や、旧酒蔵のラベル展示や蔵の街並みのリノベーション風景などのパネル展示などを行う。その後、酒蔵で搾ったフレッシュさを保つ新しい日本酒サーバー(KeyKeg)で提供するお酒を中心に、秋酒の代表「ひやおろし」のほか、喜久水の特定銘柄酒と共に、KURANOが創る日本酒に合わせた料理を楽しむ。音楽ライブは地元の音楽ユニット「たまいよーすけ(n)」が担当する。
企画を担当した堀竜也さんは「この地域の酒造りの文化や歴史を知るいい機会。知識を入れてから味わうお酒はまた格別。また違った喜久水の一面を肌と舌で感じてほしい」と話す。会費は一人6,000円で、定員は60人。予約はウェブで受け付ける。
*このイベントは9月上旬の時点で延期となりました。次回開催は2023年3月の予定。