中央自動車道飯田ICから車で5分の場所にある平安堂飯田店(飯田市鼎)内に7月14日、沖縄生まれのアイスクリーム店「ブルーシール飯田店」(TEL 0265-49-3196)がオープンした。
ブルーシールは沖縄県の米軍基地内で1948(昭和23)年に創業したアイスクリームメーカー。フォーモストブルーシール店舗運営部部長の松村健司さんは「沖縄の風土に合わせ、うまみと甘みを感じつつスッキリとした味が特徴。地元の素材を生かした沖縄北谷(ちゃたん)の塩を使う『塩ちんすこう』のほか、『沖縄田芋チーズケーキ』『シークワーサーシャーベット』『黒糖』など、定番のバニラやチョコレートなど20種類の味があるので多くの方に楽しんでいただけたら」と笑顔で話す。
長野県内を中心に書籍・CD・文具などを取り扱う店舗を展開する平安堂がフランチャイズ出店した同店。長野県内への出店は昨年12月にオープンした長野東和田店に続き2店舗目。ブルーシール長野東和田店の井原正巳店長は「東和田店は冬にオープンしたにもかかわらず、お子さんから高齢の方まで幅広い年齢の方にお越しいただいている。飯田店も地元の方に足を運んでいただき、南国の味を楽しんでほしい」と来店を呼びかける。
同店では、アイスクリーム(シングル400円~)やソフトクリーム(400円)のほか、アイスクリームから好きなフレーバーを選んで注文する「フローズンシェイク」(S=530円、M=650円)、オリジナルクレープなどを提供し、アイスが溶けないうちに食べることができるイートインスペースも設けた。テイクアウト用のカップアイスや、沖縄県限定のアイスバーも取りそろえる。
同店を訪れた市内の男性は「南国の味がして甘すぎずおいしい」と話す。別の女性は「アイスクリームの色がきれい。果物の酸味も感じる」と笑顔に。「コロナ禍で沖縄を訪れることができないかもしれないが、沖縄の味を飯田でも楽しんで南国を感じてほしい。いつの日か沖縄にもお越しいただけたら」と松村さん。
営業時間は11時~20時。オープンを記念して今月18日まで、シングルアイスを注文で1スクープアイスを進呈している。