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多摩美大生・みずたまり子さん、飯田で個展 友達などがモデルの30点展示

多摩美術大学3年のイラストレーター「みずたまり子」さん

多摩美術大学3年のイラストレーター「みずたまり子」さん

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 みずたまり子さんの個展「ガール・ミーツ・レディ」が10月30日、「キング堂 ショーウインドーギャラリー」(飯田市銀座4)で始まった。

みずたまり子さんの作品「思春期思考」

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 飯田市出身でイラストレーターのみずたまり子さんは飯田高校(上郷)卒業生で、現在は多摩美術大学テキスタイル専攻3年生。昨年度、同大のアイドルグループ「美大生アイドル ∞lette(パレット)」3期生として1年間限定での活動スタート時に、本名の「窪田珠梨」の名前の一部を取って活動名を考えた。

 同市で初めて開く個展では、少女から大人の女性に移り行く姿を中心に画題とする。友禅染めやデジタル制作作品、キャンパスに描いた作品や手描きのポストカードなど30点ほどを展示販売する。

 同学の課題「友禅(ゆうぜん)に触れる」で制作した友禅染め作品「2人は最強!」は、「自身と友達を描いた」という。「友達が大変な時期に『一緒に乗り越えていこう』という気持ちを込めた」と作品内容に触れながら、「生地にのりを置いて線を引くのは、手の圧が一定にならず真っすぐな線を引くのが難しかった。それも味かな」と振り返る。

 趣味で描いていたというイラストについては、3年に進学する頃に練習を重ねたという。「一番描きたいモチーフを選び描いていたら、女性の作品が多くなった。友達がモデルだったり、思い描いたイメージから描いたりとさまざま」と、みずたまり子さんは紹介する。

 みずたまり子さんが高校生の時に美術大学受験のために通った飯田美術研究所(吾妻町)主宰の桐生好さんは「高校生の頃から活発で、誰とでもコミュニケーションを取れる生徒だったが、アイドルをやったり、テキスタイル専攻でイラストを描いたりと驚かされる。若い人の活躍を、ぜひ見に来てほしい」と来場を呼びかける。

 ウインドーオープンは10時~18時。月曜定休。11月30日まで。

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