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豊丘神稲「アイリス園」 初夏の花500種超が見頃迎える

6月中旬まで開花の時期が続く

6月中旬まで開花の時期が続く

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 豊丘村の田戸ヒデ子さんが整備する「アイリス園」(豊丘村、TEL0265-35-6865)で現在、広さ約30 アールの庭に500種類上のアイリスなどが満開を迎えている。

作業しやすいユニホーム姿の田戸ヒデ子さん

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 田戸さんは19年前から自宅の庭に花を植えて育てている。アイリスの色の多さに魅了され、生産が盛んだった青木村へ出かけ、苗を買い植え始めたことがきっかけだという。現在ではアイリスの他に、シャクヤク アヤメ クレマチス バラなど、5・6月に開花する花を植えている。

 同じ時期に開花する種類を選び植えているという田戸さん。同園を一年中整備し、今の時期は花がより美しく見えるよう、早朝からの草取りを欠かさない。「開園は一年かけて育てた作品発表の時期。花を近くで眺め、香りも楽しんでもらえるように」と話す。駒ケ根市から訪れた女性は「花を楽しみに毎年3回以上は訪れる。昨年とは印象が違う。家でもアイリスなどを育てているが、ここは特別」と笑顔で話す。

 園内には小道を造り、ベンチも用意している。「色の違う花や、背丈の違う花を並べて立体的に見えるようコーディネイトしている。植え方を毎年変えているので、皆さんの記憶に残ればうれしい。近くで見たり、遠くから眺めたり…同じ花でも表情が違う。花自身が、さまざまな景色を見せてくれる。ゆっくりご覧いただければ」

 開園時間は8時~17時。入園料は高校生以上300円。6月12日まで。

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