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高森で「新緑の陶芸作家展」 普段使いの食器など500点を展示販売

ご飯を食べ終わると顔が見える「にこにここども茶碗」 岡田和也さんの作品

ご飯を食べ終わると顔が見える「にこにここども茶碗」 岡田和也さんの作品

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 長野県内を拠点にする陶芸作家の作品を展示販売する「新緑の陶芸作家展」が現在、「ミュージックアートカフェ クィーン」(高森町牛牧、TEL 0265-35-9323)で開催されている。

化粧土でマーブル模様を表現した尾林窯 水野明子さんの新作

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 長野県在住で長野県陶芸協会などに所属する5人の作家の作品が並ぶ。日常で使える茶わん・皿・カップ・オブジェ・アクセサリーなど500点ほどを販売している。作家の水野明子さんは「2種類の化粧土(けしょうど)を使ってマーブル柄の表現に初めて挑戦した。皆さんからの感想と、今後どう発展させるかが楽しみ。グループ展は、他の作家の新しい挑戦を見ることができ勉強になる」と笑顔で話す。

 店主の林早月さんは、美術品に携わる職に就いていたことから、20年以上の知り合いの作家も多い。同店ではオープン当時から、作家の個展やグループ展を年数回、開いている。林さんは「水野さんの作品は信楽焼に近い作風で、温かみと柔らかさが初めからあった。北澤さんの作品は、色の変化で風合いが出て面白味が強くなった」と話す。

「以前の作品から新作まで、さままざまな作風の作品がそろった」という同展。「作家それぞれの作品を見比べられるのがグループ展の良いところ。自分の本当に好きな作品を選んでほしい。作家にはファンができる」と林さん。カップボードに並ぶ作家が創作したコーヒーカップを選んで、コーヒーも提供する。

 営業時間は10時~17時(最終日は16時閉店)。金曜定休。5月29日まで。

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