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飯田・丸山小、開校150周年で記念写真展 写真を通して思い出共有

写真を見て思い出を振り返る松澤さんと東野公民館の岩下さん

写真を見て思い出を振り返る松澤さんと東野公民館の岩下さん

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 今年で開校150周年を迎える丸山小学校(飯田市今宮町)が6月3日・4日、記念事業を開催する。

思い出を付箋に書いて写真へ貼る

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 同校関係者による「記念式典」を3日10時から体育館で行い、代表児童による「未来の自分に向けて」と題して作文の発表や、同校運動会などでなじみのある「丸山行進曲」の演奏、羽場獅子舞保存会による「祝舞」などを予定する。3日・4日に開く「丸山小学校150周年記念事業 写真展」は、卒業生だけでなく一般の来場も呼びかけている。

 写真展では、1973(昭和48)年から現在までに撮影され、小学校に保管されていた写真を展示する。「運動会」「音楽会」「日常」などのテーマごとのパネル約40枚を用意し、パネル1枚に3~4点の写真を貼ったものをプレイルームで展示。来場者が写真を見て感想や当時の思い出を書き、写真へ貼ることができるよう付箋を用意する。

 丸山小学校150周年実行委員会で写真展係長の松澤卓治さんは「写真を見るだけではなく、懐かしい小学校の思い出や、自身の時代との違いなどを語り合ってほしい。付箋にコメントを残すことで、別の方とのコミュニケーションのツールとなり、皆で気持ちを共有できれば」と写真展に込める思いを話す。

 1873(明治6)年に「伊那郡第二番明倫学校」として開校したのが同校の起源。現在では丸山・羽場・東野地区の市内3地区から児童が通学する。記念事業に向け、昨年から3地区の「まちづくり委員・会議」や公民館長・主事、同校長・教頭・教員、PTA役員・有志など39人が実行委員となり準備を進めてきた。写真展終了後には、写真とコメントを児童にゆっくり見てもらえるよう、6月9日までそのまま展示を行う予定。

 写真展の開催時間は、3日=11時30分~16時、4日=9時~16時。

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