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喬木北・中央保育園が統合し「たかぎ保育園」に 開園前に内覧会

「たかぎ保育園」中央ホールのシンボルツリー

「たかぎ保育園」中央ホールのシンボルツリー

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 喬木北保育園(喬木村阿島)と喬木中央保育園(小川)を統合して4月に開園する喬木村立たかぎ保育園(阿島)の内覧会が3月25日、開催された。

たかぎ保育園

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 「大きな木のつながる保育園」を設計コンセプトに4月5日に入園式を迎える「たかぎ保育園」は、喬木中学校・喬木第一小学校などに隣接する帰牛原地区に建設された。敷地面積は約1ヘクタールで、建物面積は2000平方メートルあり、中央ホールから3方向へ枝分かれしたような建物が特徴。0~6歳児の年齢別に、それぞれの教室がある。

 以前の園舎の老朽化や駐車場の確保を背景に、地区代表や保護者・学識経験者など30人ほどで「保育所あり方検討委員会」を2017(平成29)年に発足し、1年間検討を重ねた中、2018(平成30)年に統合が決まった。4月から170人の園児が通う予定。

 中央ホールには大木をイメージした「シンボルツリー」のモニュメントや、空洞の木に見立てた滑り台などがあり、内覧会に訪れた家族連れが楽しむ姿があった。国産の杉材を多く使い、廊下も広く各教室には天窓があり、太陽光が差し込む造りになっている。内覧会に訪れた村内の女性は「きれいで、広くて、春からここに通う子どももうれしそう」と笑顔で話す。別の女性は「子どもたちは卒園したので通う機会はないが、また来たいのでイベントを開いてほしい」と話していた。

 同村役場教育委員会子ども教育係の新井貴裕さんは「皆さんの協力で園舎が完成してありがたい。駐車場も120台分確保でき、それぞれの教室の入り口から登園できる。360度展望できるので美しい景色を見て育ってほしい。開園してからも意見を頂きながら、園を安全に運営していく」と笑顔で話す。

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