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南信州産マツタケ、直売所での販売続く コウタケなどの秋のキノコも

12~13センチほどのマツタケも収穫され、傘が開くと香りを放つ

12~13センチほどのマツタケも収穫され、傘が開くと香りを放つ

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 飯伊森林組合北部支所(豊丘村神稲、TEL 0265-35-2121)隣接の直売所で9月、マツタケの販売が始まる。

南信州産マツタケ

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 飯伊地域で農家などが収穫したマツタケが持ち込まれ委託販売している同支所。昨年は、一日のマツタケ収穫量が700キロほどとマツタケ大豊作となった。今年は一日の収穫量が昨年に比べ、今のところ20分の一ほどと少ない。同支所長の金原史人さんは「10月がキノコの時季。これから収穫量が増えることを期待する」と話す。

 同支所では、雑キノコと呼ばれるショウゲンジ、コウタケ、オショウニン、アミタケなど秋のキノコも販売する。所長補佐の柄澤弘子さんは「どのキノコが、いつ販売されるかはタイミングで変わる。どれも珍しいキノコ。コウタケは灰汁(あく)が強いので2、3回は吹きこぼすと良い。細かく刻み甘辛く煮て、炊き上がったご飯と混ぜて食べるのがお勧め。一度食べた方は、毎年お見えになる」と笑顔で話す。

 9月は夏日があり気温が高かったが、気温20度以下がマツタケの生育に適した条件。今年も、東京、京都、名古屋、岐阜などの料亭などからマツタケの注文を受け販売する。金原さんは「今のところ収穫の量は少なめだが、希少価値はより高い。飯田下伊那産のマツタケやキノコに出合ったら、ぜひ召し上がっていただきたい」と話す。

 営業時間は9時~15時30分。シーズン中は無休。

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