喬木村の「たかぎ保育園」(喬木村阿島帰牛原)で4月28日、誕生日会に合わせ、地元の菓子店「みずゆき工房」のシフォンケーキが園児に振る舞われた。
同園は未満児から年長まで合わせて園児140人、職員約30人が在籍し、園内の調理室で給食とおやつを日々手作りする。栄養士1人と調理員3人が、「温かいままの出来たてを提供する」ことを大切にし、季節ごとの旬の野菜や果物を取り入れた献立を用意。果物は給食の一品として必ず添え、今の時期は喬木産イチゴを提供している。
おやつもクッキーやラスク、キャロットケーキ、プリン、みたらし団子などを全て園内で手作りしており、調理担当者は「残さず食べてくれるのがうれしい」と話す。誕生日会の日には、ちらしずしやチャーハンなどの特別メニューを用意する。
みずゆき工房のシフォンケーキは、2026年3月のお別れ会で初めて提供し、地産地消の取り組みとして好評だったことから、本年度は誕生日会でも取り入れた。初回となったこの日は、園児から「ふかふか」「柔らかい」「おかわり」などの声が上がった。5月以降の誕生日会でも提供を予定する。
同工房の安田優香さんは「喬木産の小麦を使い、我が子に食べてもらう気持ちで焼き上げている。地元の子どものお祝いに提供できてうれしく、光栄」と話す。
誕生日会は午前中に行い、年中・年少・年長の園児が月替わりで司会を担当する。誕生日を迎えた園児が名前や年齢を発表し、手作りの誕生日カードを贈るほか、歌や未満児向けのパネルシアターなども披露した。
たかぎ保育園と喬木南保育園(喬木村富田、園児12人)は、いずれも園内に調理室を備え、同一の献立のもと給食とおやつを手作りで提供している。調理担当者も両園で連携し、同様の内容で食事を用意しているという。
両園の総園長を務める森山優子さんは「本年度から米飯も含め全て園内で提供し、今日は特別メニューのツナの炊き込みご飯を用意した。喬木の自然の中で育ち、地元の食材に親しむことで地域への愛着を深め、ふるさとを好きになってもらえたら」と期待を込める。