フランス料理店「沖地料理店」(平谷村)が4月11日、国道153号沿いの「ホットパークひらや」)内にオープンした。
2階建てのログハウスで、カウンターとテーブル席を合わせ約16席
東京生まれでオーナーシェフの沖地健太郎さんは中学生の頃、「田舎暮らしをしたい」という両親の思いから家族で同村へ移住。高校卒業後はシルクホテル(飯田市錦町)で約7年間料理人として経験を積み、その後は名古屋やフランスでフレンチやスペイン料理を学んだ。
2020年に開業を目指しUターンしたが、コロナ禍の影響で開店を断念し、村内の観光施設などで働いていた。昨年3月、地域おこし協力隊として同村で活動する美波さんと出会い、同年7月に結婚。美波さんの後押しを受け、同年8月に同店の管理者から建物を譲り受け、開店準備を進めてきた。
店名の「沖地」は美波さんの姓で、「全国に8人しかいない珍しい名字」と聞いた健太郎さんが「せっかくなら」と引き継ぎ、店名にした。店は2階建てのログハウスで、カウンターとテーブル席を合わせ約16席。健太郎さんがフランスや国内の美術館で購入したアート作品を店内に飾る。
メニューは、モーニング、ランチ、ディナーで構成。モーニングは父の一之さんが担当し、「ハムサンド」「エビとブロッコリーのサラダサンド」(以上550円)などを提供。ランチとディナーは健太郎さんが担当し、「鶏胸肉のカツレツ」「豚肩ロースのグリエ 粒マスタードのソース」(以上1,500円)、「チョコレートテリーヌ」(600円)のほか、ディナーでは「エスカルゴ」(800円)、「サーロインステーキ」(2,500円)、「豚肩ロース」(1,800円)などを用意する。ドリンクもそろえ、テイクアウトにも対応する。
オープンから4日目となる4月13日には村内からオードブルの注文が入った。健太郎さんは「子羊のトマト煮込みや、鶏胸肉にチーズと自家製ハムを挟んだコルドンブルー、鶏もも肉のコンフィなど、仕入れの食材によって、メニューを考えながら料理を仕上げる」と同村産の山菜を仕込みながら話す。
「料理を通して多くの人と知り合い、友達の輪を広げたい。料理を入り口にレコードやアートなどの話をしながら、みんなが楽しめる空間にできれば」と来店を呼びかける。
営業時間は、モーニング=7時~10時。ディナーのラストオーダーは21時。