冨士山稲荷神社(飯田市浜井町)が2月22日の「猫の日」に合わせて頒布している特別御朱印に関連し、1年分を集めた参拝者向けの特別御朱印の頒布を4月12日に始める。
同神社では2023年から、権禰宜(ごんねぎ)の市原友梨さんが消しゴムはんこで特別御朱印のデザインを手がけている。参拝者から「特別なものがあれば」との要望が寄せられたことを受け、猫と季節の花を組み合わせた月替わりの特別御朱印の頒布を始めた。猫の日に合わせた2月の祭礼時にも多くの参拝者が訪れる。
トレーシングペーパーに下描きし、消しゴムに転写して彫り上げる手法で制作。制作当初は猫の姿を中心とした図案だったが、月替わりの特徴を生かすため、桜や藤、ハス、ススキなど季節の花を取り入れるようになり、現在は円形の構図に花をあしらったデザインへと変化している。
高森町の瑠璃寺(高森町)境内で月1回開かれる「薬師猫神様縁日」に合わせ、デザインを変えた御朱印を頒布している。猫にゆかりのある寺社を巡る参拝者も多いという。御朱印はその月の猫の日以降、翌月22日まで御朱印帳への直書きに対応するほか、昨年分を含め書き置きも用意する。
月替わり御朱印は2月から翌年1月までの全12種類。1年間分を集めた参拝者には特別御朱印を用意し、今回初めて頒布に至った。
御朱印の収益の一部は保護猫活動にも充てている。市原さんは「参拝者にとって特別なものになれば。猫が好きな人にも喜んでもらえたら」と話す。
特別御朱印の受付時間は8時30分~16時30分。初穂料は500円。