「杵原学校桜まつり」が4月1日~7日の7日間にわたり開催される。
会場の杵原学校(飯田市山本竹佐)は、1949(昭和24)年に地元住民が手作りで建てた木造校舎。1985(昭和60)年まで「山本中学校」として使われ、伊賀良中学校との統合により廃校。2005(平成17)年に新制中学校校舎として全国で初めて「国の登録有形文化財」に指定された。同年に杵原学校応援団が結成され、管理などを担う。
平屋建ての木造校舎は珍しく、校舎前の「しだれ桜」は樹齢約100年と若く、淡いピンクの花を咲かせるのが特徴。毎年、県内外から観光客も訪れにぎわいを見せる。
今年の同祭りも、映画「母べえ」の撮影でも使われた教室からライトアップした桜を眺めてもらおうと、2年連続で夜間に校舎を開放する。週末は昼間も開放し、南校舎のほか、山本出身の金澤進さんから寄贈された「校舎模型」が保管される北校舎も見学できるようにする。
週末限定で、地元有志による飲食ブースやキッチンカーなども出店。教室内では1日50杯限定で抹茶(菓子付きで500円)のおもてなしも行う。開花状況は、杵原学校のホームページのほか、昨年秋に設置したライブカメラの映像をユーチューブでも確認できる。
山本地域づくり委員会の地域振興部会長の佐々木吉一さんは「教室内から眺める桜やライトアップの様子は写真映えする。校舎も開放するので、ぜひ足を運んでほしい」と呼びかける。
夜間開放は18時~20時。昼間は4月4日・5日の10時~15時のみ開放。15時~18時はいったん閉館する。ライトアップは4月7日までの18時~21時30分。