見る・遊ぶ

飯田で「書道会」作品展 古典題材に個性豊かな50点展示、グループ作品も

講師の伊藤尚和さんの作品「妻 アイラヴユー 私 ミートゥ サンキューソーマッチ・・・」など4点が並ぶ

講師の伊藤尚和さんの作品「妻 アイラヴユー 私 ミートゥ サンキューソーマッチ・・・」など4点が並ぶ

 飯田市の高齢者生きがい推進事業「生きがい教室」の一つ「書道会」の作品展が3月17日、飯田市美術博物館(飯田市追手町2)市民ギャラリーで始まった。

「喜色動乾坤(きしょくけんこんをうごかす)」を題材に書体の変遷を表現した作品

[広告]

 同展は今回で25回目を迎え、初めてグループ展の形式で開催する。長寿支援課が主催し、60歳以上を対象とした教室に通う生徒18人が参加。同会講師の伊藤尚和さん指導の下、教室は4班に分かれ、月2回活動している。会場には、書道を始めて1年の初心者から10年以上の経験を持つ生徒までの作品約50点を展示する。

 作品は古典を題材にしたものが中心で、生徒が書きたい文章を選び制作した。伊藤さんは「見たまま、その時の感じを生徒へ伝える。生徒がどんなことをして、どんな気持ちで書いているかが作品に生きているかを大切にしている」と話す。過去に「奥の細道」を地図上に表現したグループ作品を見たことをきっかけに、表現の幅を広げる取り組みとして今回のグループ展を提案したという。

 グループでは、「金子みすゞの作品から お気に入りを」として選んだ一節を書いた作品や、「崔子玉座右銘(さいしぎょくざゆうめい)」の一節、「喜色動乾坤(きしょくけんこんをうごかす)」を題材に書体の変遷を表現した作品などを展示する。

 実行委員長の吉村清さんは「『役に立ち、嫌いではないことを』と思い、始めて10年ほど。教室があることで自然と足が向く。先生からの好評や仲間の意見で作品が生きてくるのが良さ。これだけ作品が集まると個性が出てくる。班のテーマも議論して決めた」と話し、生徒一人一人が取り組んだ過程や思いが作品に反映されていることを挙げる。

 伊藤さんは「初めての生徒も含め、皆よく取り組んでいる。楽しんで制作した成果を見てほしい」と来場を呼びかける。

 開催時間は9時30分~17時(最終日は15時まで)。入場無料。3月22日まで。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース