パン店「Momo&ぱん」(飯田市川路、TEL0265-49‐8008)がオープンして、3月10日で2カ月がたった。
同店は障害者の就労支援などを行うNPO法人「くれよん」 (宮ノ上)が運営。以前は座光寺地区で、飯田市と協力し、共同調理場から出た廃油と軽油を混ぜ消費し「バイオディーゼル燃料」を作る事業を行っていたが、リニア中央新幹線の工事に伴い移転。同燃料の消費も少なくなってきたことを受け、何か違う事業を始めようと考え、パン店開業に至った。
店名は、ドイツの児童文学者、ミヒャエル・エンデの作品「モモ」が由来。登場人物の少女モモが人に寄り添い話を聞く姿などになぞらえ、同NPOでも同じような思いや願いがあることから「momo&ぱん」に決めたという。
パンの原材料は米粉や大豆粉を使っており、約50種類を取りそろえる。同店の「お薦め」は、食パンのハーフ(300円)、食パンロング(500円~600円)、バゲット(800円)。一番人気はシフォンケーキ(カット=200円、ホール小=800円、ホール大=1,200円)。
三遠南信自動車道の天竜峡パーキングエリア近くに店を構えていることもあり、地元住民のほか、愛知など東海方面の客もいるという。
店主の前島光明さんは「リピーターも増えてきている。同じ商品を予約する客もおり、少しずつ認知度が広がっていることを実感している」と振り返り、「パンを買いに来るだけでなく、障害者の生活支援、就労支援などの「ケア会議」、相談の場としても利用してもらえるような店を目指したい」と意気込みを見せる。
営業時間は10時~18時。火曜・水曜定休。テーブル8席を用意し、イートインにも対応する。