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飯田山本小6年生と信菱電機がものづくりで連携 4年間を経て新製品発表

ものづくり学習「あったらいいなプロジェクト」最終回で、今までを振り返る。2026年3月3日撮影

ものづくり学習「あったらいいなプロジェクト」最終回で、今までを振り返る。2026年3月3日撮影

 山本小学校(飯田市竹佐)の6年生と信菱電機(久米)が共同で進めてきたものづくり学習「あったらいいなプロジェクト」の最終回と新製品発表会が3月3日、同校で開かれた。

「すくすくアジャスター」を取り付ける

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 同プロジェクトは、児童が「あったらいい」と思う生活の中のアイデアを考え、地元企業の信菱電機が製品化を目指す取り組み。現在の6年生35人は3年生の時から同社と関わり、約4年間にわたり企画や工場見学、試作品の検討などを重ねてきた。

 児童のアイデアからは、名札の付け忘れを音で知らせる「ナフダチェッカー」など5製品を試作。同社が実際に形にし、児童と共に改良を重ねてきた。

 今回発表した新製品は、机の高さを簡単に調整できる補助具「すくすくアジャスター」。同社専務で開発技術本部長の川手元裕さんが、担任の武田信孝教諭との打ち合わせの中で耳にした「子どもの成長はうれしいが、机の高さを変えるのは大変」との言葉をきっかけに開発した。名称には「健やかに成長し、楽に高さ調整できる」という意味を込めた。

 同校では児童用として40人分を購入。一方、同社はこれまでの協力への感謝を込め、同数を同校へ寄贈した。

 北原重一校長は「何かに挑戦する姿や、できないことを仲間と協力して形にする『探求の心』は将来に役立つ。社員の皆さんが試作品を4回作り学校へ持ってきてくれた姿から、大人でも『探究する姿』を大切にしていること、みんなもそうであってほしい」と期待を込める。

 武田教諭は「日本中、世界中でも例のない授業。卒業までの残りの時間、この商品を大切に使い、大人になってもこの経験を生かしてほしい」と期待を寄せる。

 児童を代表して黒林千尋さんは「すくすくアジャスターを実際に使ってみてとても便利だった。ものを作り出す姿がかっこいいと思った。3年生の時から4年間ありがとうございました」と感謝を伝えた。

 川手さんは「卒業までに間に合って良かった。みんなの発想や意見には驚かされた。笑顔を見ることができてうれしい」と話した。

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