阿智村伍和地区にある「原の平座禅草公園」(阿智村伍和)のザゼンソウと「フクジュソウ群生地」(伍和)のフクジュソウが咲き始めた。
春の訪れを告げるザゼンソウはサトイモ科の植物で、谷あいの湿地などに自生しており、ミズバショウに近い仲間。2月下旬から3月にかけて、葉が開かないうちに花が咲き、肉厚で紫がかった茶色の苞(ほう)に包まれている。この様子が、僧侶が座禅をしている姿に似ていることからその名が付いたとされる。同園には、地域住民が整備した小屋やトイレ、案内看板のほか、昨年改修された木道などが設けられ、約500株のザゼンソウが群生する。3月14日は同園で「座禅草まつり」が行われるという。
同園から車で3分ほどの場所にフクジュソウの群生地がある。高さ10~25センチになる多年草で、山の落葉樹林に多く見られるという。花は3~4センチ、黄金色花を付け、春を告げる花の代表格。
同村商工観光課の担当者は「見頃は3月中旬以降になるのでは」と話す。「ザゼンソウとフクジュソウが見頃を迎えるので、ぜひセットで見に来てほしい」と呼びかける。