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松川町にゲストハウス「椙乃家」 町の活性化目指す

ゲストハウス「椙乃家」の共有ラウンジで経営者の小川隼人さん

ゲストハウス「椙乃家」の共有ラウンジで経営者の小川隼人さん

 ゲストハウス「椙乃家(すぎのや)」(松川町元大島)がJR飯田線伊那大島駅近くにオープンして、3月1日で3カ月がたった。

伊那大島駅近くにある椙乃家外観

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 2019年5月、結婚を機に東京都から妻の実家がある松川町に移住した小川隼人さんが経営する同施設。移住後、新井商店街の一角にDIYで作った「Bar180(ワンエイティー)」を開店。2024年12月、松川町議会議員選挙に出馬し当選。現在は子育て中で4足のわらじで活動している。

 小川さんは「町に人を呼びたかったが、宿が少なかった。新井商店街の活性化のきっかけづくりにしたかった」と話す。以前はグループホーム、その前は宮坂旅館という比較的大きな一軒家が空き家になったので買い取ったという。昭和の古めかしい建築様式を生かしながら、モダンな内装にリノベーション。宿は予約からチェックアウトまで全て無人で管理する。

 1階は壁を取り払い、開放的な共有ラウンジに、2階はシングルルーム3部屋、ツインルーム2部屋、ファミリールーム1部屋の全6室にダブルベッドを用意。屋号の「椙の家」は大杉で有名な地元の七椙神社の「椙」の字を使った。

 小川さんは松川町の魅力を「人の良さ。ほどよい距離感、町全体でつながりがある感じがいい」と話す。「リニア中央新幹線の開通を控え、今はインバウンドも少ないので伸びしろしかないエリア。チャンスはたくさんあるし、アイデア一つで何とかなる」とも。

 宿は冬場の閑散期にオープンしたが、平日はビジネス、土曜・日曜や連休はファミリー、帰省時は若い人が使っているという。小川さんは「旅の途中で暮らすように泊まれる宿。この宿を利用する人が一つのきっかけから派生して松川町との関係人口になってくれたら」と期待を込める。「ツーリングなど、ここを拠点に観光に使ってもらえるとありがたい。誰でも気軽に使える宿を目指したい」と意気込む。

 宿泊料金はシングルルーム1人7,000円ほか、予約は専用予約サイトとインスタグラムで受け付ける。

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