創作団体による合同展示「創造の森 現場展」が2月21日~23日の3日間、複合施設「はにかむべーす」(飯田市上郷)で開かれた。
期間中、同会場を拠点に活動する絵画、陶芸、書道、木彫、版画、七宝焼き、生け花など31のグループが参加。教室で制作した作品を展示するとともに、日頃の授業内容を見学・体験できるブースも設け、自由に観覧できる形とした。
画家の新井淳夫さんが講師を務める竹ペン画講座では見学体験講座を開き、大勢の参加者が集まった。新井さんは竹ペンの使い方や、真っすぐ線を引いて四角形を描くなどの基礎を伝え、対象をよく観察することの大切さや、線に強弱を付ける技法などを説明した。
体験した女性たちは「学生の時以来に絵を描いた」と話し、「久しぶりで楽しかった」と笑顔を見せた。「絵は好きだが、描くことはできないと思っていた」など、新井さんと会話を交わしながら、作品制作に取り組む姿が見られた。
今回の画題に「タコ」を選んだ新井さんは「今までまじまじと見たことがないものをあえてモチーフに選んでいる」と話し、「よく見ること、描くことで個性が出る。それぞれが持ち味を出している」と参加者の作品を見ながら話した。
同展は、昨年3月末で閉館した長野県飯田創造館で行ってきた合同作品展「創造展」を引き継ぐ形で企画したもの。2025年度からは同施設を拠点に活動する。