飯田リニア駅前広場木造大屋根講演会「伊那谷の森の木がつくる 大きな結いの屋根」が2月28日、エス・バードホール(飯田市座光寺)で開催される。
リニア中央新幹線の開業が2035年以降に延期される中、リニア駅前広場の一部供用開始が2028年度に迫るのを前に、駅前広場の木造大屋根を整備する意義などを市民に広く理解してもらう目的で行う同講演会。会の始めに、リニア駅前広場の概要を説明。第1部の講演会では木造大屋根のデザインの基本設計に携わった東京芸術大学の北川原温(きたがわらあつし)名誉教授を講師に迎え、「『結いの文化』でつなぐ未来~飯田市が小さな世界都市へ~」をテーマに、自身が携わった木造建築の事例を紹介するほか、木造大屋根の基本設計の話などを行う。
第2部では佐藤健飯田市長がコーディネーターとなり、「リニア駅前広場の木造大屋根に見る伊那谷における木造建築の未来」をテーマにパネルディスカッションを行う。パネリストは北川原さんのほか、基本設計を担当した新井建築工房の新井優(まさる)さん、構造設計を担当した東京大学の稲山正弘名誉教授の3人。リニア駅前広場に木造の大屋根を整備する意義を訴える。
飯田市リニア推進部リニア整備課の前澤盛富(もりと)係長は「木造大屋根は全て飯田市産の木材を使って建設する。長野県は森林県で、飯田市も豊かな森があるので、地域の資源を活用したものを駅前広場で表現したかった。大屋根をシンボル的なものとして、市民が愛着を持てるように、周知していきたい」と意気込む。
開催時間は13時30分~16時30分。参加は無料。要事前申し込み。2月27日まで受け付ける。