「飯田短期大学 生活科学学科生活科学専攻 卒業制作展」が2月14日~17日、はにかむベース(飯田市上郷別府)で開催される。
同専攻の中でもデザインに力を注ぐ学生による同展。2025年度卒業生となる2年生7人の約16作品のほか、1年生2人と、同校でテキスタイルアートを教える田中洋江准教授の作品も展示する。学生は染め・織り・フェルト・和紙・縫製など基本のテクニックをマスターした上で、その技術を使い、それぞれが自由に表現することで作品まで仕上げる。作品はスーツやワンピースなどの縫製、キノコの帽子・広島風お好み焼きなどユニークなフェルトの作品ほか、陶芸、オイルパステルのアートなど、学生が思い思いのイメージを作品で表現した。
駒ヶ根市から通い、両親が広島出身という多賀菜々美さんは、広島愛を表現した作品を並べた。メインはフェルトで作った「広島風お好み焼き」。実際に来場者にお好み焼きを作ってもらうため、へらも準備する念の入れよう。カープ女子を描いた作品や和紙で汁なし混ぜそばを表現した作品も。「実家に通ううちに広島オタクになっていった。本場のお好み焼きを飯田の人にも知ってもらいたい思い作品で表現した」と話す。
高嶋さちさんは家族が欲しいと言っていた土鍋を制作。「卒業展が終わったら家族8人で鍋を囲みたい」と話す。学生代表で卒業後、縫製の企業に勤めることが決まっている小澤梗介(こうすけ)さんはカジュアルスーツを制作。「スーツを着る場面ではかっこよく見せてくれるスーツに魅力を感じていたので作ってみたかった」ときっかけを話し、苦労した点については「裏地と表地と合わせるところが難しかった」と話す。仕上がりについては「満足」とも。
展覧会について、田中准教授は「卒業する7人は、まじめに制作に取り組む学生ばかり。それぞれ好きなことを見つけて膨らませることができたのでは」と話す。「今年も学外で展覧会ができ、いい緊張を保ちながら準備・運営も責任感を持ってやってくれたので、いい展覧会になるのでは」と期待を寄せる。
開催時間は9時~17時(最終日は16時まで)。入場無料。