飯田短期大学(飯田市松尾代田)の生活科学学科食物栄養専攻2年生と洋菓子店「Patisserie Massa OshimA(パティスリー・マサ・オオシマ)」(鼎下山)が新スイーツ2品を共同開発し、2月6日に発表した。
共同開発は「食品開発実習」の一環で8グループが参加。南信州産食材で作るオリジナルスイーツのアイデアを全員で持ち寄り、1グループ1種類ずつに絞り、合計8種類のスイーツの中から同店オーナーシェフの大島正勝さんが試食。その中から、有川芽依さん考案の「紅茶とレモンのティグレ」、黒川一樹さん考案の「酔いの紅」が選ばれ、商品化が決まった。
「紅茶とレモンのティグレ」は、南信州産の和紅茶と酸味のあるレモンジャムを生地に入れ、上のくぼみにホワイトチョコのガナッシュをのせてフランスの焼き菓子「ティグレ」に仕上げた。「口に含むと和紅茶の香りとレモンの酸味、チョコの甘みが絶妙なハーモニーを奏でる」という。
焼き菓子マフィンの「酔いの紅」は、高森町産の赤い果肉のフィンガーライムを生地に混ぜ込んで焼き上げ、地元・喜久水酒造の純米酒「風越」をシロップと合わせコーティングして仕上げた。口に含むとフワッとした日本酒の香りが漂い、生地のフィンガーライムの酸味がアクセントになり、上品で大人の味わいだという。
有川さんは「ティグレは見た目がかわいかったので作ってみたかった。試作段階で紅茶を入れるのは決めていたが、みんなの意見を聞いて酸味のあるレモンジャムを組み合わせた。甘いのが苦手な方にも食べてほしい」、黒川さんは「フィンガーライムの『紅』にどのような上品なワードでつなげるかを考え、『酔いの紅』の名前にした。上品な味になっているので大人はもちろん、子どもたちにも食べやすいので少し大人になった自分をイメージして食べてほしい」と、それぞれアピールする。
大島さんは「8種類どの作品も良かったが、ティグレは生地とホワイトチョコのバランスが、酔いの紅は日本酒の扱いに難しい部分もあったが、酸味のフィンガーライムと合わせたのがポイントだった」と評する。
両商品はいずれも1個324円で、バレンタインデーに合わせて2月12日から同店で販売する。営業時間は9時~18時30分(日曜・祝日は18時まで)。火曜・第2月曜定休。