信州大学特別栄誉教授の堂免一成さんによる「人工光合成研究と水素の社会実装に関する講演会」が2月15日、エス・バードホール(飯田市座光寺)で開かれる。
堂免さんは、光触媒を使った人工光合成の研究の第一人者。太陽光などの再生可能エネルギーを活用して水を分解し、水素を取り出す「グリーン水素」の製造技術について、エス・バードで進められている実証実験の進捗(しんちょく)を交えて解説する。
当日は、環境省・地球温暖化対策事業室長の長谷川敬洋さんが人工光合成技術の社会実装と将来像について講演するほか、同大の宮原大地准教授が南信州地域での今後の展開を紹介する。
人工光合成によるグリーン水素は、化石燃料に依存せずに生み出せる次世代エネルギーとして注目されており、脱炭素社会やエネルギー自給の実現、さらには地球環境の再生(リジェネレーション)に貢献する技術とされる。
大学連絡会議「学輪IIDA」事務局の下平一博さんは「南信州には4年制大学がない中、世界に関わる最先端研究に触れられる機会。小中高生にもぜひ参加してほしい」と呼びかける。
開催時間は10時~12時10分。入場無料。オンライン参加の申し込みは2月12日まで。