学ぶ・知る

飯田JCが例会 一般参加者募り、リニア開業後の未来像を考える

グループワークでは「自分たちは何ができるか」を考え、意見交換した

グループワークでは「自分たちは何ができるか」を考え、意見交換した

  • 0

  •  

 飯田青年会議所(JC)が2月2日、リニア開業後のまちの姿を一般参加者と話し合う2月例会を飯田商工会館(飯田市常盤町)で開いた。

総勢60人が集まった飯田JC2月例会

[広告]

 リニア中央新幹線開業後の飯田下伊那のまちの未来像を一般参加者と考えるイベントとして、同JC「結いまち委員会」の原尚史さんが企画した。事前に募った一般参加者は約40人。飯田JCやリニア沿線の甲府JCメンバー含め約60人が参加した。

 例会に先立ち、佐々木大地理事長は「リニア中央新幹線や三遠南信自動車道とどう向き合っていくのか、この街に住む私たちが真剣に考える一助になれば」、委員長の原さんは「未来を学ぶ場として、私たちの暮らす南信州の魅力に気付く例会にしたい」と力強くあいさつした。

 例会は、飯田市リニア推進課の井ノ口秀和課長がリニア工事の概要を説明。続いて同企画課の澤柳武志課長がリニア整備効果を地域振興に生かすビジョンや、イラストにまとめた「まちの未来図(案)」を示し、これらをたたき台にして市民と協議しながら形を作っていくと説明した。

 続くパネルディスカッションでは、「リニアが地域に与える影響」をテーマに、飯田信用金庫の「しんきん南信州地域研究所」の竹内文人さん、信州大大学院総合理工学研究室ランドスケープ研究室の吉武駿助教、リニア推進部担当参事の牧内一司さんが登壇。東京や名古屋への劇的な時短、三大都市圏の沿線都市になるのは大きな変化で、通勤通学が可能になる、知名度が上がり市民のシビックプライドにつながるなどのメリットを挙げる一方、ストロー現象や宿泊需要の減少などのデメリットを挙げた。

 最後に少人数のグループに分かれて、リニアの課題や地域の未来像を話し合い、自分たちに何ができるかを考えるワークを行い、一般参加者も交えて積極的な意見交換を行った。天龍峡で活動する西村歩さんは「リニアの詳しい情報がない中、改めて飯田市の考えを理解できた。自分は20代だが、他の世代の意見を聞けて有意義だった。飯田市の将来には不安もあるが楽しみもある」と期待を込める。

 原さんは「会の目的は概ね達成できたのでは。さまざまな観点でリニアの課題を学ぶことができ、ワークでは8つのグループ全てで違った意見が出た。多くの一般参加者の関心の高さうかがえた」と振り返る。

ピックアップ

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース