JAなど市田柿を生産する38団体で構成する市田柿活性化推進協議会が1月28日、龍江小学校(飯田市龍江)で飯田下伊那特産の市田柿をテーマに食育事業を行った。
2021年に市田柿販売開始100周年を迎え、同協議会では、地域の子どもたちに市田柿について知ってもらうための紹介DVDや小中学生向けのストーリーブック、幼児向けのパンフレット「いちだがきってなあに?」、紙芝居を作成。市田柿のPR活動に取り組んできた。
当日は、6年生13人が、市田柿の栽培の歴史、皮むき、柿のれん、柿農家の一年などが収録されたDVDを鑑賞したり、協議会メンバーがクイズ形式で市田柿について説明したりしたほか、柿のレプリカを使い、フック式の柿のれんにつるす体験を行った。自宅用に市田柿も児童一人一人に手渡された。
牛山瑛太君は「100年の歴史があることに驚いた。柿のれんにつるす作業が楽しかった」、池田舞(まう)さんは「市田柿の生産農家の大変さを知った。今回の学習をきっかけに市田柿を食べてみたい」と、それぞれ振り返った。
協議会構成員で下伊那園芸農業協同組合の松下英夫さんは「今後も食育事業を継続し、若年層を対象にさらなる市田柿の消費拡大を目指したい」と話す。
本年度は、飯田下伊那の小中学生を対象に食育事業開催を呼びかけ、同校のほか、千栄小学校(同市千栄)と松川中央小学校(松川町元大島)からも申し込みがあり、昨年11月に実施。市田柿は2016(平成28)年に「GI=地理的表示保護制度」に登録されている。