飯田市立中央図書館(飯田市追手町)で1月24日、お薦めの本を持ち寄り試し読みするイベント「推し本×味見読書」が開かれた。
飯田市では冬季の放課後、部活動を行わない期間を「冬季ジブン・チャレンジ期間」と名付け、子どもたちが自分のやりたいことや伸ばしたいことに挑戦する機会を提供。スポーツ、文化・芸術、ボランティアなどさまざまなジャンルの講座や地域の活動情報を案内している。
今回のイベントも同チャレンジの一環として企画。当日は見学者を含め市内から7人が参加。「それってどんな本?」をテーマに2グループに分かれ、参加者が持ち寄った「推し本」の味見読書を行った。味見読書は東京都の中学校教諭が考案したといわれており、読むことが苦手な生徒も、3分間集中して読むことにより、その続きが気になり本を読むきっかけになったという報告もあるという。
味見読書のルールは、3~4人のグループに分かれ、制限時間3分の中で、用意された本をグループ内で交換しながら読んでいくもの。参加者はワークシートに本のタイトルや著者を記入。一通り読み終わった後、グループ内で読んだ感想などを共有し合うフリートークを行った。
鼎切石在住の男性は「タレントの大泉洋さん著書のエッセーが印象に残った。参加者の推し本も読む機会のないジャンルばかりで楽しかった」、鼎上山在住の女性は「読書が好きな方と情報共有できてうれしかった。初めての味見読書だったが楽しく参加できた」と、それぞれ振り返る。
同館司書の小沢朋弥さんは「共通の本を読むからこそ参加者同士の話も盛り上がる。少しでも味見読書をすることで、本を手に取るきっかけになる。利用者からも本を気軽に紹介したり話をしたいという意見も聞いている。今後も本を通じた交流の機会を増やしたい」と意気込む。