「今田人形 国選択無形民俗文化財指定 50周年記念式典」が2月8日、龍江公民館(飯田市龍江)で開かれる。
同地区の伝統芸能で、約320年の歴史を持つ「今田人形」は2025年、国選択無形民俗文化財に指定され50年を迎えた。上演に携わるのは今田人形座の座員だが、近年は少子高齢化の影響などで座員が減少。上演できる演目も限られているという。
そこで、50年の節目を機に「今田人形」を盛り上げることを目的に、毎年恒例の「龍江地区新春の集い」で記念式典を開き、座員確保や継承に向け勢いをつけようと企画した。
記念式典第1部は、祝舞の「二人三番叟(ににんさんばそう)」を上演するほか、元飯田市美術博物館学芸員の櫻井弘人さんを講師に迎え、「人形が生きている-伊那谷の人形芝居と今田人形-」と題した記念講演も行う。第2部は記念祝賀会を開く。
今田人形保存会の鳴海和彦会長は「国から選択無形民俗文化財に指定された時は驚いた。地区に伝わる大事な人形浄瑠璃をこの先も残していかなくてはならない。記念式典に多くの人に参加してもらい、興味を持ちファンになってくれるとうれしい」と話す。
式典は13時30分開会。入場無料。記念祝賀会の参加費は1,000円。希望者は事前に同館まで申し込む。