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飯田短大が公開講座「備蓄食品でアレンジ料理作り」 災害を考える

飴がけカンパンはひたすら絡める

飴がけカンパンはひたすら絡める

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 飯田短期大学(飯田市松尾代田)で1月17日、公開講座「備蓄食品でアレンジ料理~災害を考える~」が行われた。

アレンジしたアルファ化米を食べる参加者

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 学科の専門性を生かし、教養・健康・生活・ものづくりなどバラエティーに富んだ内容ので展開している同大の公開講座。有資格者を対象としたスキルアップのための講座なども開講している。2025年度は57の講座を予定。今回は、平時からパッククッキングなど災害時の食を研究する高木一代准教授による講座で、普段から備蓄している食品を使ってアレンジ料理を作った。

 備蓄食品の代表格であるカンパンは多くの家庭で備えている備蓄食品だが、賞味期限切れ前に消費しようとすると活用法に困る食品の一つともいわれる。当日は「飴(あめ)がけカンパン」「フライドカンパン」「カンパンのチョコレートバー」の3種とアルファ化米でアレンジ飯を作った。

 「飴がけカンパン」はフライパンに水と砂糖を入れ、弱火でかき混ぜ、沸騰したらカンパンを入れてひたすら根気よく絡める。しばらくすると砂糖が結晶化して白っぽくなり、さらに絡めると表面に艶が出てくる。火から下して皿などに広げ、冷めたら完成。参加者は「根気がいるが、食べると甘くておいしい」と話していた。

 チョコレートバーはカンパンを砕き、溶かしたチョコレートに混ぜ、クッキングシートで包んで固まるまで冷やして完成。クランチバーのような食感で、ホワイトチョコやイチゴチョコなどさまざまな組み合わせを楽しむことができる。最後にアルファ化米を使い、野菜ジュールと好きな缶詰を入れアレンジご飯を作った。

 参加した木下秀樹さんは「アルファ米はあまりおいしくないイメージがあったが、一工夫するだけで食べやすくなる。常にあっても無駄にならないと実感した」と話していた。

 高木さんは「備蓄食品も一工夫するだけでだいぶ食べやすくなる。家でいろいろ試してほしい」と呼びかける。「戦時中は食べるものが何もない中で、いかに工夫して食べるか考えていた。そのアイデアは防災に通じるものがあるので、今後、講座にしたい」と先を見据える。

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