冨士山稲荷神社(飯田市浜井町)が2026年の新年の変わり目から、午(うま)年にちなんだ「干支(えと)特別御朱印」を350枚限定で頒布する。
同神社では、毎年正月に合わせて干支をテーマにした御朱印を用意しており、今回で4回目。イラスト書道家・和全(わぜん)さんに依頼し、干支の文字と絵を組み合わせたデザインで制作している。午年となる今回は、「午」の文字とともに、力強い馬の姿を描いた御朱印となった。
これまでには、卯(う)年に「卯」の文字と東野大獅子、辰(たつ)年に「龍」の文字と龍の絵、巳(み)年に「巳」の文字と巳の絵をあしらった特別御朱印を頒布しており、限定性の高さからコレクションする参拝者も多いという。
初穂料は1,000円。新年の年の変わり目に当たる元日に頒布を始め、なくなり次第終了となる。電話での予約にも対応する。
同神社の禰宜(ねぎ)、市原日貴さんは「御朱印を受けた皆さまが、午年にふさわしい飛躍の年になることを願い、和全さんに書いていただいた」と話す。
冨士山稲荷神社は、商売繁盛や家内安全などを願う地域住民の参拝が多く、初詣の三が日には多くの人でにぎわう。