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飯田OIDE長姫高・原動機部が13連覇 別カテゴリーでは2年ぶり総合優勝

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 飯田OIDE長姫高校(飯田市鼎名古熊)の原動機部が12月21日、鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)で開催された「2025 Ene-1 SUZUKA Challenge」の全国大会で電気自動車の「KV-40 Div1」の高校生部門でトップに輝き、13連覇を達成した。「Div NEXT」では2年ぶりの総合優勝を果たした。

製作中のWISDOM Jに乗車

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 電気自動車の部は、製作材料に制限のない「KV-40 Div1」と、製作材料カーボン禁止の「KV-40 Div NEXT」カテゴリーがあり、充電式単3乾電池40本を動力源とする車両で、鈴鹿サーキット国際コース(1周約5.8キロ)のタイムアタックを3回行い、合計タイムを競う。

 同部門には同校から3台が出場。このうち「Div NEXT」には今年製作の新規車体「WISDOM J(ウイズダム・ジュピター)」でエントリー。1年生を中心に木材などを使い、8月に製作に取りかかり12月に完成。飯田自動車学校(鼎切石)の教習コースで試走を重ね、本番に臨んだ。

 当日は、部長の熊谷漣太さんがドライバーを務め、雨の中、安定した走りでトップを獲得。高校生部門と総合で1位となり、2年ぶり8回目の「Div NEXT」総合優勝に導いた。「Div1」では「WISDOM II(ツー)」ドライバーの小池永真さん(3年)が高校生部門1位となり13連覇に貢献。総合でも3位に入ったほか、電動二輪車の部は、高校生部門3位だった。

 熊谷さんは「タイヤの幅も他の車体と比べ少し広く、カーブも曲がりやすかった」と振り返る。元部長の久保田洋太さん(3年)は「専門性に優れた部員がたくさんいる。来年以降も連覇を狙いつつ、新しいことにもチャレンジしてほしい」とエールを送った。

 24日に地元のラジオ局「飯田エフエム」に熊谷さん含め部員3人が出演し、鈴鹿大会の結果などを報告した。

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