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JR東海「conomichi」、グッドライフアワード受賞を飯田市長に報告

conomichiポーズで佐藤健飯田市長(左)吉澤克哉さん(中)関根弦さん(左)

conomichiポーズで佐藤健飯田市長(左)吉澤克哉さん(中)関根弦さん(左)

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 JR東海グループの共創型ローカルメディア「conomichi(このみち)」が環境省の「第13回グッドライフアワード」実行委員会特別賞「地球と人とへの思いやり賞」を受賞したのを受け、12月23日、佐藤健飯田市長を表敬訪問した。

グッドライフアワード授賞式の様子

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 環境グッドライフアワードは、環境と社会に良い暮らしを実現する取り組みを表彰するプロジェクトで、実行委員会特別賞の「地球と人とへの思いやり賞」は「地球や人に、どれだけ自分ごととして考え、思いやりを持って実行できるか」という基準で選出されるという。

 「conomich」は、2023年に事業を始めてから全国27地域で4000人を超える関係人口を創出してきた。プロジェクトを立ち上げ時には、飯田市と一緒に「里山ライフアカデミー」の取り組みを行ってきた縁もあり、プロジェクトリーダーでJR東海事業推進本部の吉澤克哉さんらが佐藤健飯田市長へ受賞を報告した。里山ライフアカデミーは飯田市を舞台に、ローカルでは当たり前の「マルチワーク」から、これからの生き方を学ぶプログラムで、これまで延べ350人以上の関係人口を築いてきた。吉澤さんは「リピーターで10回以上、飯田に来ている人もいる」と話す。

 佐藤市長は、今回の受賞を飯田市の将来像の環境文化都市の考えに重ね、「自分事として思いやりを持って実行できるか、飯田市もそこを目指したいと思っている」と話し、「このような活動を飯田で実行してくれていることに感謝している」と述べた。

 吉澤さんは「『関係人口』を超え、知恵と情熱を持ち寄り共に汗をかく『共創人口』を目指す。予定調和な日常を飛び出し、地域の熱量に触れることで起きる『化学反応』こそが移動の価値」と話し、「人と地域の双方に確かな『変容』を生み出し、移動を通じた価値創造に取り組みたい」と意気込む。

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