南信州子育てママコミュニティーの「マムスマイクル」が12月14日、ココロファームビレッジ(飯田市川路)で「小商いヤッテミレバ!スタンドin南信州」を開く。「りゅうのクリスマスまーけっと」も同時開催。
同イベントは長野県地域発元気づくり支援金を活用し、今年8月に始まった「小商いヤッテミレバ! キャンプin南信州」の全6回講座の最後の講座で、成果発表的な位置づけとなる。同講座は9人の子育てママたちが、自分たちのやりたいことを体現し、小商いデビューをする。
これまで別の物販などで商売を経験しており、今回より深いテーマを求めて改めて出店する受講生もいれば、今回が初めての商いという人もいるという。ジャンルはさまざまで、竹と木を使った編み物体験、リアルな子ども商い、スニーカー洗濯代行、シェア旅コミュニティー、竹で作るプランター、わら細工、ハンドメード、料理など多岐にわたる。地域資源を活用したり地球環境に配慮したりするなど、環境文化都市「飯田」らしい小商いがそろった。
主催で「マムスマイクル」の杉山愛さんは「マルシェがゴールではなく、自分たちがやっている事を知ってもらう機会になれば」と話す。マムスマイクルの命名は「ママの笑顔が循環するという意味。経済回しているのはいつもお母さん。女性が笑顔になって元気になって、小商いをやる人が増えて循環が生まれれば」という思いを込めた。
天龍峡でマルシェなどを行い実績のある「りゅうのまーけっと」に協力を依頼して同時開催となった。同イベント担当の松尾さんは「りゅうのまーけっとも今年で5年。多くの人に参加して協力してもらってきた。今年最後のマーケットなので、より多くの人に来ていただければ」とアピールする。杉山さんは「やってみたいという思いを持っている人、仲間になりたい人、応援したい人が、来て見て感じてブースを楽しんでもらいたい」と意気込む。
開催時間は10時~14時。荒天の場合は「農産物直売所あざれあ」(龍江)に場所を移して開催予定。